「鴨川ホルモー」ハリウッド・・・

映画「鴨川ホルモーイチローの次は、ホルモーが米国を沸かせる。「鴨川ホルモー」は京都を舞台に「オニ」と呼ばれる体長約30センチの式神陰陽道に用いられる神霊)を操る謎の祭り

エッセイ「ザ・万歩計」にて作者は、

本書のタイトルが分かりづらかったことを踏まえ、「次の作品ではわかりやすいタイトルをつけよう」と考えていたが、

次の作品は『鹿男あをによし』・・・・

YouTube 『鴨川ホルモー』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=MwNh0Um356k



主演・山田孝之もびっくらこいた「鴨川ホルモー」ハリウッド進出
4月19日8時0分配信 スポーツ報知

 18日に初日を迎えた山田孝之(25)主演の映画「鴨川ホルモー」(監督・本木克英)が、今秋にも米国で公開されることが決まった。山田や栗山千明(24)らがこの日、東京・丸の内ピカデリー1で舞台あいさつに立ったが、山田が「エーッ!」と驚けば、本木監督は「ハリウッド・デビューだぜ!」。配給の松竹によると、アジア圏より先に米国公開が決まるのは異例という。

 イチローの次は、ホルモーが米国を沸かせる。「鴨川ホルモー」は京都を舞台に「オニ」と呼ばれる体長約30センチの式神陰陽道に用いられる神霊)を操る謎の祭り「ホルモー」に青春の炎を燃やす学生たちを描いた奇想天外のコメディー。海外上映は通常、アジア圏から実現するケースが大半だが「ホルモー」の最初の上陸地は米国に決まった。

 配給元は「デスノート」や「下妻物語」「電車男」「NANA」なども手がけた「ヴィズ・ピクチャーズ」。サンフランシスコにオープンする直営館のほか、ニューヨーク、ロサンゼルスなど主要都市で今秋にも公開される。日本の実写映画はホラーや時代劇などが浸透しているが、日本産コメディーの上映は珍しいという。同社の担当者は「何より元気が出る作品です。北米地区の日本映画ファンにこのような元気のいい作品を紹介したい。京都が舞台なので、日本の古都の素晴らしさの一端も紹介できれば」と語る。

 先月開催されたコメディー専門の沖縄国際映画祭でグランプリを獲得するなど国内での評価も上々。本木監督は「予想外のことでうれしい。京大の話だから向こうに行ったら『ハーバードホルモー』とか『UCLAホルモー』とかになるのかな」。

 新作映画の役作りのため長髪にひげ面という怪しい風ぼうで登場した山田は「電車男」に続いてのハリウッド進出だが「分かるんですかね、この変な感じが。でも、いいんじゃないですか。うれしいです」。演じた本人も半信半疑の珍作が米国に旋風を起こす。
参照記事http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090419-00000005-sph-ent




Wikipedia より

鴨川ホルモー

鴨川ホルモー』(かもがわホルモー、KAMOGAWA HORUMO)は、日本の男性作家・万城目学の青春ファンタジー小説。産業編集センターより2006年4月20日発行。この作品を原作とした漫画作品が月刊少年エースにて連載中。また、2009年GWには実写映画(監督:本木克英/富山県富山市出身/ 出演:山田孝之/鹿児島県川内市(現薩摩川内市)出身/ 栗山千明/茨城県土浦市/ 配給:松竹)が公開。 2009年5月にはアトリエ・ダンカンプロデュースで舞台化も決定。(出演:石田卓也/愛知県北名古屋市出身/ 芦名星他/福島県郡山市出身/)

2007年11月にはこの作品の続編である『ホルモー六景』が刊行された。本項ではこちらについても記載する。


評価・受賞歴

本作は第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞を経て刊行された作者のデビュー作である。「京大青竜会」なる怪しげなサークルに勧誘された主人公が、「ホルモー」という謎の競技を通じて経験する2年間の青春と恋愛を描いた作品。陰陽道を取り入れた奇抜な設定とテンポのよい作風、そして個性的なキャラクターが作り出すコミカルで、時に切ない物語が話題を呼んだ。2009年1月現在の発行部数は15万部。

本の雑誌エンターテインメントで高い評価をうけ、2006年度第1位を獲得。また、東京放送「王様のブランチ」内の本のコーナーにおいて、ブランチBOOK大賞新人賞を受賞している。2007年本屋大賞候補にもなった(結果は6位)。


鴨川ホルモー』という書名・呼称について

鴨川ホルモー』というタイトルから、しばしば「ホルモン」と間違われやすい。これは作品内でも指摘されており、著者の万城目学は現実にホルモーはホルモンではない旨の説明を強いられた経験があると語っている。

また、「鴨川で行われるホルモー」という意味でもない。各シーズン前にはシーズンを通しての名称を京都の地名からとることを便宜的に決めており、第五百代目は「鴨川」という地名を採用しているだけで、この代は京都のどこで行っても「鴨川ホルモー」と呼ばれる。

エッセイ「ザ・万歩計」にて作者は、本書のタイトルが分かりづらかったことを踏まえ、「次の作品ではわかりやすいタイトルをつけよう」と考えていたが、次の作品は『鹿男あをによし』であり、教訓は活かされなかった、と述べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090419-00000005-sph-ent